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今回は洋楽の有名曲、ヒット曲を中心とした当サイト「Q ration」の独断的オススメのリミックス版をいくつかセレクトしてみました。オリジナルの原曲と比べて聴いてみたりすると、「この曲がこうなったか!」と、そんな隠れた名リミックス。オフィシャルなリミックスからかなりレアなアンオフィシャルなリミックスまで幅広くいきます!

The Legend Of Zelda (Original Mix) – Zedd

ファミコン世代には懐かしい「ゼルダの伝説」のテーマソングをEDM界のヒットメーカー、ドイツのZEDDがリミックス。原曲のメロディーはそのままの8bitサウンドなんですが、アレンジはさすがZEDDといわんばかりのZEDD節全開です。ゲームミュージックがメロディアスな踊れるダンスミュージックに。

こちらは原曲バージョン。こうやって聴くとやっぱりこのセンチメンタルなメロディがきれい。

Rather Be – Pentatonix

Clean Banditの2014年のヒットソング「Rather Be」を今年大ブレイクしたアカペラ集団、アメリカのPentatonixがカバー。かなりオリジナルに忠実なアレンジですが、やっぱりすごいのは全部アカペラで再現してるってとこですよね。リズムももちろんヒューマンビートボックスなんですが、声だけなのに今年感というか、ダンスミュージック感が出ててすごい。「シュー」とか「プシュー」みたいなのがシンセ感出てるからかな?

こちらがClean Banditのオリジナル版。日本で撮影されたビデオクリップも話題になりましたね。アナログ楽器と4つ打のビートにきれいなメロディがバッチシはまった名曲。それにしてもこのビデオの冒頭に出る「Clean Bandit 清潔な盗賊」ってテキストが、いいセンスですね。

Wake Me Up – Dirty Loops

スウェーデンの王立音大卒の音楽偏差値超高めバンド「Dirty Loops」がご存知Aviciiのヒットソング「Wake Me Up」をカバー。さすがとしか言いようの無いアレンジですよね。曲のリコード(コード展開を変えること)具合が曲の雰囲気をガラっと複雑な印象の感じにしつつも、メロディの良さはちゃんと活かしているっていう。後半のアレンジなんかは超絶にテクニカルですね。

こっちがオリジナル。今年はかなりの場所でかかってましたね。アコギサウンドにEDMとちょっと変化してきた感のある名曲です。アローブラックのボーカルもいい味出てます。

Happy (Vaux & Rivera Remix) – Pharrell Williams

こちらもご存知ファレル・ウイリアムスの「Happy」をアメリカ・フィラデルフィアのDJ2人組「Vaux & Rivera」がリミックス。この曲は以前のファレルのリミックス集の記事にも載せたものですが、原曲をテンポチェンジして気持ちよく踊れるハウスアレンジになってますね。オリジナル版のコードは意外とマイナー感があって少しもの悲しいコードを使っているんですが、このリミックスはそこら辺を強く出して、エモーショナルなハウスになってて心地いいですね。

もはや説明不要な2014年ヒットソング。Vaux & Riveraのリミックス版を聴いて気づいたのは、さっきも書きましたが、コードが意外とマイナー調だってことですね。オリジナル版はその辺のアレンジを巧くシンプルにして、まさに「ハッピー感」出てますよね。こういう気づきもリミックス版を聴くと分かったりするので、その辺がまたリミックスの楽しみの一つですね。

Don’t Wake Me Up (DBerrie Remix) – Chris Brown

ちょっとだけ古い曲ですが、クリスブラウンのDon’t Wake Me UpをNYのDJ・プロデューサーのdBerrieによるリミックス。全体を通して繰り返されるシンセのフレーズが印象的で耳に残って心地よい。オリジナルよりもエモ感あるけど踊れるサウンドです。

こっちが本家クリスブラウンのオリジナル。アコギから始まってサビでダンスサウンドに流れる感じが盛り上がりますね。

Moves Like Jagger (JK Remix) – Maroon 5 ft. Christina Aguilera

アメリカのバンド、マルーン5のリミックス。オリジナルの特徴的なトコを上手く使いつつ、ピアノやグルービーなベースアレンジでハウス調にアレンジ。やっぱベースラインのアレンジがかっこいい。

これもちょっと懐かしい曲ですね。でもいつ聴いてもテンションアゲ気味な名曲。一応クリスティーナアギレラがフィーチャーされてるけど、あんまし出番は少ないっていうのも、ポイント。

Sing (Trippy Turtle Remix) – Ed Sheeran

エドシーランの「Sing」をけっこうイジりまわしたリミックス。シンセの他にもエレピやオルガン等の音色を混ぜて所々キレイな感じにまとめてますね。サビのあたりのエレピのコード感なんかすごいいいですよね。

ファレルプロデュースのオリジナル版。軽快なギターのジャカジャカ感にサビのファルセットが耳に残りますよね。このシンプルなアレンジがまたファレルらしい。

Rude (Zedd Remix) – MAGIC!

こちらも今年世界中で大ヒットしたカナダのレゲエバンド「MAGIC!」のRudeを、今回2回目登場の ZEDDが自分の誕生日祝いに作ったっていうリミックス。レゲエからEDMというテンポも全然違うジャンルを完全にZEDD風味に仕上げてますね。ZEDDはやっぱリミックスうまし。正統派にEDMアレンジも入れつつ、2番のサビ行く前のアレンジなんかにとてもセンス感じます。

こっちが本家のオリジナル。最近レゲエの曲でここまで売れたのは珍しいですが、このユルさとメロディの良さがクセになりますね。メロディの感じからしてもこの曲、どんなアレンジにしても意外とピッタリはまりそうな気もしますね。

Doom and Gloom (Benny Benassi Remix) – The Rolling Stones

まさかのローリングストーンズ、オフィシャルでのダンスリミックス!エレクトロ界の重鎮、イタリアのDJ・プロデューサーのベニー・ベナッシによるリミックス。ベニー・ベナッシといえば代表曲のひとつ「Satisfaction」が有名ですが、このリミックスもそんなベナッシ節を感じる1曲。それにしてもミックジャガーのボーカルにシンセサウンドは新鮮だけど、ばっちし合いますね!でもどっからどう聴いてもミックジャガー。さすが。

こっちが原曲。こっちもかっこよすぎだ。このタイトなバンドサウンド。恐るべしジイサン達です。

Song 2 (Madeon Remix) – Blur

90年代を代表するロックな曲といえばこの曲も入るんじゃないでしょうか。ブラーの代表曲「Song 2」をフランスの若きプロデューサー、Madeonがリミックス。原曲のいいとこはそのままに、でもMadeonらしいキッラキラでアッパーなアレンジが最高。このリミックスはMadeonのライブでしか流れなくて、正式な音源は無いんですが、ライブでこれかかったら間違いなくアガりますよねえ。

何故か強風で吹き飛ばされる、懐かしすぎなオフィシャルのPV。UK出身のブラーがUSオルタナティブロックな作風へチェンジして大ヒットした名曲。もう20年近く前の曲ですが、今聴いてもかっこいい。

Are You Gonna Go My Way (AN21 & Max Vangeli Remix) – Lenny Kravitz

レニークラヴィッツの有名すぎるこの曲を、アメリカとスウェーデンのDJグループAN21 & Max Vangeliがリミックス。ボーカルは無いんですが、この有名すぎるギターリフをメインディッシュにめちゃフロア仕様にリミックス。問答無用でかっこいい。

絶対どこかで聴いた事あるでしょ、的な1曲。なんといってもこのギターリフですよね。

Ode to TNT (Dub) – TJR vs AC/DC

まさかのAC/DCがダブステップに!この曲はリミックスというかマッシュアップ(違う曲同士を合わせて1曲にするジャンル)ですが、AC/DCの代表曲「TNT」がこんなにダブステップと相性いいなんて、想像つかないですよ。

こっちが元ネタのひとつ、AC/DCの「TNT」。1975年リリースのロッククラシックの代表曲ですね。

こっちがもうひとつの元ネタ、ロサンゼルスのプロデューサーTJRの「Ode To Oi」。この2曲を聴くと「なるほど!こうやったか」と思わせるのもマッシュアップの楽しみのひとつですね。

Falling Down (A Monstrous Psychedelic Bubble Mix) – Oasis

最後はけっこう珍しい、Oasisオフィシャルのリミックス。オアシスの事実上、最後のシングル曲となったこの「Falling Down」をなんと全編20分を超える超絶に長いリミックス。「Psychedelic」と書いてあるように、ビートルズのTommorow Never Knowsを彷彿するようなアレンジが特徴的です。このサイケ具合がいっちゃっててかっこいい。最後の方なんかボーカルがノエルじゃなくて、女性ボーカルになっちゃたり、急にドラマチックなアレンジになったりとなんでもアリのものすごいリミックスです。ちなみにこのリミックス、当時出た限定の12インチレコード版にしか収録されてないそうで、そういう意味でもレアな音源です。

こちらはオリジナル版。さすがはオアシスというか、ノエルギャラガーらしいメロディアスな曲。オアシスの曲はどれも口ずさみたくなるようなメロディの曲が多いですよね。

 

最後に手前みそなんですが、これらのリミックス曲をまとめたDJミックスコンテンツもあったりするので、よろしければどうぞ。

Q mix #5 – Remix & Cover Edition 2 by Quael on Mixcloud




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