今月いよいよスタートしたアップルの音楽ストリーミングサービス「Apple Music」。
iPhoneはもちろん、パソコンでも使えるApple Music。試しに使ってみると、これがなかなか便利で一度使うと止められなくなっちゃう感じがしてきました。
特に「Beats1」をはじめとしたインターネットラジオや、ユーザーの好みを指定すると、おすすめのプレイリストで聴ける「For You」という機能なんかは好評のようです。このプレイリストも専門家による「人力」で選曲されたものだそうで、確かにミュージシャンのバックグラウンドも見えてくるような選曲になってます。
iPhoneで見るとこんな感じですが、「シンセ・ポップと楽しむディナー」や「はじめての誰々」といった面白そうなプレイリストがたくさん。
そして、Apple Musicの強みといえば、やはり洋楽の曲数が多いところでしょう。有名どこの洋楽などは、たとえばこちらも先日開始したストリーミングサービス「LINE MUSIC」あたりでも入ってますが、ややマニアックな洋楽となると、やはりApple Musicの方が曲数は多い印象。
こういうプレイリストを聴いていて楽しいのは「知らない名曲との出会い」だったりするわけで、とりわけ洋楽好きな方にとっては、この膨大な曲数はまさに魅力的。
さて、そんなApple Musicですが、自分で作ったプレイリストも「シェア」することでApple Musicに加入していればそのプレイリストを聴けるそうなので、試しに当サイト「Q ration」のプレイリストを作ってみました。初回のテーマは、この記事が日曜日に公開される、ということで「休日の朝を過ごす為の洋楽」というテーマで、クラシックなノリのポップス・ボサノバ・ソウルなどに絞ってセレクトしてみました。
プレイリストへのリンクは記事の最後に。
Apple Musicの詳細はこちら
Apple Music プレイリスト #1 「休日の朝を過ごす為の洋楽」
Fools Rush In | Vincent Gallo Sr.
ちょっと懐かしいヴィンセント・ギャロ主演の映画「Buffalo ’66」のサントラより。古き良きアメリカ的なクラシックさが心地よいポップス。
Do You Feel Like I Feel | Nicola Conte
イタリアのDJ、ニコラ・コンテのクラシックな感じの軽快なジャズ.ポップス。古い曲っぽいですが、2000年発表。意外と新しい。
Golden Lady | Jose Feliciano
プエルトリコのシンガー、ホセ・フェリシアーノのサンバ的なアコギが心地いい一曲。1974年、と正真正銘のクラシック。
Valerie (’68 Version) | Amy Winehouse
イギリスのシンガー、エイミー・ワインハウスの爽やかな一曲。ソウル・ファンクなノリが心地いい。
California Soul | Marlena Shaw
こちらもド直球なクラシックソウル。ソウルシンガー、マリーナ・ショウの1969年発表の有名曲。ストリングスが気持ちいいんです。
Take it Easy, My Brother Charlie | Astrud Gilberto
ブラジルのボサノバシンガー、アストラッド・ジルベルトのまさに「オトナの休日」なちょっとサンバっぽいノリの良い一曲。原曲は同じくブラジル音楽の巨匠、ジョルジ・ベンジョールのものが有名ですね。
South American Getaway | Burt Bacharach
映画音楽やらカーペンターズの曲やらで誰もが一度は聞いたことある、アメリカ音楽界の巨匠、バート・バカラック。この「ダバダ♪」が聴いてると妙にクセになる。
Falsa Baiana | Gal Costa
ブラジルのシンガー、ガル・コスタのドストレートなボサノバナンバー、これは休日しか聴きたくないくらい爽やか。
Samba Saravah | Stacey Kent
似たような曲が続きますが、アメリカのシンガー、ステーシー・ケントのボサノバナンバー。こういう音楽ってなぜかコーヒーっぽい。ブラジルだから?
Tudo Que Você Podia Ser | Quarteto Em Cy
ブラジル3連発目は、コーラスグループ、クアルテート・エン・シーの一曲。いろんなブラジルミュージシャンがカバーしてるこの曲ですが、このバージョンのサビの「パーラパーラ」のとこがとても気持ちいい。ベースも利いててかっこいいんです。曲が短くてすぐ終わっちゃうのが残念なくらい。
I LIKE IT | playa
原曲はソウルクラシック、Debarge(デバージ)の「I Like It」をカバーしたものなんですが、Youtubeにも載ってないちょっとレアなカバーバージョン。こんな曲でも揃えてるApple Music、やるなぁ。
Too Much Tenderness | Koushik
こちらもYoutubeにも無い、レアな音源。カナダのヒップホップ系アーティストKoushik(コウシク)の一曲。イントロのアコギループがいい感じの、ヒップホップとサンバを混ぜたような曲調が休日感たっぷり。
Simpson | Mighty Sparrow
カリブのグレナダという国のシンガー、マイティ・スパロウの一曲。ド直球なカリビアンミュージックは聴いてるだけで「夏」が浮かんできそう。
I Want You Back | The Esso Trinidad Steel Band
同じくカリビアンなノリ満載な、エッソ・トリニダード・スティール・バンドによる、Jackson5の「I Want You Back」のカバー。やる気のなさそうなボーカルも入ってますが、なんといってもスティールパンで奏でるメロディがとっても心地いいんです。
Waiting On You | Pointer Sisters
アメリカのコーラスグループ、ポインター・シスターズのソウルクラシックな一曲。まさに70年代なブリブリなベースがかっこいい。こちらもソロにスティールパンを使ってますが、ここが聴きどこです。スティールパンの音色ってめちゃくちゃ休日感ありますね。
Hello It’s Me | Todd Rundgren
アメリカのミュージシャン、トッド・ラングレンの有名な一曲。こちらもソウルクラシックなノリが休日感たっぷり。ついつい鼻歌しちゃいそうなメロディがいい。
By the Time I Get to Phoenix | Glen Campbell
ラストはアメリカのカントリーミュージシャン、グレン・キャンベルの一曲。こちらもTHE 古き良きアメリカなゆるさが心地いい。
Apple Music プレイリスト #1 「休日の朝を過ごす為の洋楽」