LINEで送る
Pocket

懐石料理をはじめ、日本の食文化には様々な美意識があるそうですが、そんな日本料理の美が垣間見れるビデオ。アメリカはロサンゼルスで「N/Naka」というレストランのシェフを務める、Niki Nakayamaさんという方が作った料理の過程が見れるビデオですが、その美しさにちょっとびっくり。

1

見ていると絵を描いているように盛りつけていきます。こうやって見ると食器というのがキャンバスだというのがほんとによく分かります。本来はソースである醤油もまるで墨絵のように見えるし、もちろんちゃんと調味料としての機能も備えている。機能と美の追求、これはホントにすごい。

2

ひとつひとつが繊細に盛りつけられて、これなんかオブジェみたい。お皿の形状・色に合わせて料理とが一体になってますね。

3

こちらは重箱の中に薬味を入れていくのですが、このレイアウトもセンスを感じます。下に敷いた紙の形状に合わせた薬味の入ったお皿の置き方。このこだわり。

4

さらに重箱の上に牛肉を。普通に見たら「蓋」なんだけど、このアイデアでただの蓋に皿という機能がプラスされ、見た目の面白さ、驚きを感じますね。

 

料理の「美」というのは、個人的にあまり意識した事がなかったのですが、これを見たら「食」もアートだな、とつくづく痛感。絵のように2次元の表現があり、さらに立体物としての表現がある。

それにしても、ビデオに映ってるマグロがうまそう。お腹へってきました。

LINEで送る
Pocket