Project Description
スマホケース商品概要
人の思い出のエピソードを基にデザインされたiPhoneケース「MIRROR」の手帳型バージョン「MIRROR / Diary」。
デザインはそのままに、ハードケースとはひと味違うヌメ革風の手帳型ケースに仕上げました。
ストーリー・デザイン概要
昔通っていたジャズバー。そこは、当時気になっていた女性との思い出の場所。二人はお互いに惹かれ合い、正式にも恋人同士になったその日も馴染みのバーに行った。そこでアメリカ人のピアニストは二人のために1曲をプレイする。
夜、ジャズバー、ピアノ。このストーリーに共通するキーワードは「ブラック」である。少し大人びた世界観を、ブラックの持つ濃淡と、シンプルなデザインで表現した。
Story
Just The Two Of Us
確か、20代の後半の出来事だったと思います。
当時、お互いに付き合ってる人がいたのですが、ある別の女性にとても惹かれていました。
お互い付き合っている相手に引け目を感じながらも、デートを重ねていました。
デートと言っても、仕事終わりに食事してお酒を軽く飲む程度のことでしたが、その時必ず行っていたのが、毎日、日替わりでジャズバンドやピアニストが生演奏を聴かせるライブバーでした。
私たちお互いに早く帰社できるのが水曜日だったので、その店には水曜日に行っていたのですが、水曜日は男性アメリカ人のピアニストが演奏する曜日だったんです。
私たちはいつも前方ステージの端、窓際にあるピアノ前方の列が、窓際のテーブル席だったので、必ずその列で飲んでました。
いつもはビリージョエルや日本の曲をよく演奏してましたね。
その後、紆余曲折ありましたが、お互い付き合っていた人とはちゃんと別れて、正式に付き合うことができました。
お互いの気持ちを確認したその日も、この店に行き、いつものように窓際のテーブル席に座りました。
その日は、雨だったこともあり、全体的に客も少なく、私たちのテーブルとピアノの前には誰も客はいませんでした。
しばらくすると、アメリカ人のピアニストが私たちのテーブルにやってきて、片言の日本語で「いつもありがとう、二人のためにピアノ弾きます」と言ったんです。
そして演奏してくれたのが、グローバーワシントンJrの「Just the two of us」という曲だったんです。
この曲、実は二人とも大好きだったんですけど、この店で聴いたのはその日が初めてでした。
昔のことですが、あの時のピアノの音色、優し気な表情で時折こちらを見ながら弾いてくれたピアニスト、あの時の二人の空気感、感情、今でも忘れられない大切な思い出です。
Author by buritoro
Spec
- iPhone5/5s/SE/6/6s
- 素材:PUレザー / ポリカーボネート
- 製造国:日本
- ・ケースを折り畳んでスタンドとして使用可能
- ・カードなどを入れられるスリット入り
- ・ストラップはマグネット留め
■日本郵便クリックポスト(※ポストにお届け)
- 通常料金、全国一律¥164
当店は海外への配送は行っておりません。
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
1点づつプリントしているので、1〜2mm程度の印刷ズレが生じる場合がございます。
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