Project Description
スマホケース商品概要
人の思い出のエピソードを基にデザインされたiPhoneケース「MIRROR」の手帳型バージョン「MIRROR / Diary」。
デザインはそのままに、ハードケースとはひと味違うヌメ革風の手帳型ケースに仕上げました。
ストーリー・デザイン概要
甘えん坊の小学生の娘が、受験を通じて成長していく姿を母の目線から描いたストーリー。
「成長」をテーマに、いつの間にか大人になっていく、無限の可能性を秘めたイメージを「黄金に咲く、花」のモチーフで表した。また、モチーフは同時に「Stay Gold (いつまでも輝き続ける)」という想いを込めたデザインでもある。
Story
Golden Flowers
私にとって忘れられない日は、長女の中学受験の日です。
娘が小学校での環境に不満を抱え、より良い環境を求めて中学を受験すると決心してからは、親子で一緒にその日まで頑張ってきました。受験とはいってもまだ小学生の我が子は、塾での勉強や宿題の山を前にして、憧れの中学に入学できる日を信じて頑張ってきていました。その姿を毎日見ていて、親としてどんなことができるのか悩みながらも手さぐりで進む毎日でした。
そのつらさと努力を少しでも分かち合いたいと親子で一緒に勉強に取り組み、子供の体と心の健康を親として全力で守らなくてはと頑張ってついに受験の本番を迎えた時には、子供はもちろんのこと親である自分もついに勝負の日だと強く感じて勝負の場所へと向かいました。
今までに見たことのないほどの緊張で震えている娘の手を握り、私は、大丈夫だよ、頑張ってきた自分を信じてやるんだよと励ますのが精いっぱいでした。そしてそれくらいしかできないもどかしさと、子供に私の動揺を見せてはいけないという思いで会場に着きました。
学校へ入ると受験会場の教室へは大きな階段を上って行くのですが、そこからは親はついていくことはできません。人生で初めての勝負に向かう娘は、今までの緊張はどこへ行ったのかと思うくらいのキッとした表情で、真っ直ぐに前を見て、私を振り返ることなくその階段を堂々と登って行きました。
その姿に、この時初めて甘えん坊だった娘が大きく成長して私を離れていくんだなと感じ、胸が熱くなりました。その瞬間のことは今でも忘れられません。
初めて親子で立ち向かった勝負の日は無事に終わり、娘は見事7倍の難関を突破して希望の中学校に合格しました。合格発表でわが子の受験番号を見つけた時は、本当に大きな勝負に勝ったんだという気持ちで涙が止まりませんでした。
Author by gome3
Spec
- iPhone5/5s/SE/6/6s
- 素材:PUレザー
- 製造国:日本
- ・ケースを折り畳んでスタンドとして使用可能
- ・カードなどを入れられるスリット入り
- ・ストラップホール付き
- ・ストラップはマグネット留め
■日本郵便クリックポスト(※ポストにお届け)
- 通常料金、全国一律¥164
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1点づつプリントしているので、1〜2mm程度の印刷ズレが生じる場合がございます。
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