有田焼×西洋モダンの融合。
オランダのデザイナー、ショルテン&バーイングスがデザインした有田焼のお皿。有田焼というと、日本の伝統工芸ということもあって、やっぱりイメージとしては「和」なデザインのものを想像しがちですが、こちらはそれとはまた違ったモダンテイストな有田焼のお皿。有田焼の新たな見せ方というか、再解釈、といった感じですね。
控えめだけどポップなカラーリングがとても素敵。デザインがシンプルだからこそ、この「色」がメインだぜ、と言ってるようなコンセプトにも思えます。
イエローとブルーのお皿は西洋風なイメージでかわいい。またレッドのお皿はちょっと印象が違って、「和」を感じさせるんですよね。この「真っ赤」でもない微妙な色合いのレッドが「和」と「モダンさ」の融合を感じさせます。
色については「淡く、はかない」がコンセプトのようで、確かにと納得。ポップだけど、どこか儚い。この相反するイメージが頭の奥の方で日本的な、叙情的な感覚と結びつくような気がします。
それにしても、色違いで並べてみるとホントにきれいですねえ。