iPhone6sのカメラで、何気ない日常の写真を撮る。
普段見ているものでも、レンズを通して見てみると、いつもとは違った印象に見える。
そこが、写真の面白いところ。
モノをどのようなアングルで捉えるか。
そう考えながら、モノと対峙すると、気がつかなかったことが見えてくる。
(写真はすべて、iPhone6sで撮影・加工・補正したものを使用しています)
リフレクション。
反射する像は、ちょっと不思議。
コピーされた、逆さまの世界。
フェルメールは鏡などを使って、あの写真のような絵画を描いたという説がある。
こんな風景を見て、あの技法を思いついたのか。
穴。
江東区、清澄白河にある東京都現代美術館。
パンチングのファサードがまさに「現代的」な印象の建築物。
そのパンチングに近づいて、穴を覗いてみたら、森があった。
見上げる。
スマホという便利なものの副作用か、「見上げている」人をあまり見ない気がする。
そのせいか、たまに見上げてみるとちょっと得した気分になる。
並べる。
規則的に置いたもの。不規則に置いたもの。
どちらも、デザイン・レイアウトの基本。
佇む。
ただ、そこに置いてあるだけ。
それでも画になる。
暗闇のひととき。
流れるような車のライト。
暗闇に心地よさを与える照明。
肉眼で見えるものと、写真でしか見ることのできないシーン。